【いよいよ来月】2026年1月「かかりつけ医機能報告」開始!師走に済ませておきたい3つの最終チェックNEWS & BLOG

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今日から12月ですね。2025年も残すところあと1ヶ月となりました。 年末の診療やレセプト業務でお忙しい時期かと思いますが、年明けすぐに始まる「あの報告」の準備はお済みでしょうか?

そうです。2026年1月から、G-MIS(医療機関等情報支援システム)での「かかりつけ医機能報告」がいよいよスタートします。

「うちは専門クリニックで、かかりつけ医機能はないから関係ないよ」 もしそう思われている先生がいらっしゃったら、要注意です。

今回の制度は、「機能を有していないこと」も含めて、原則すべての病院・診療所(歯科・特定機能病院を除く)に報告義務があります。

年明けに「知らなかった!」と慌てないよう、12月中に確認しておきたいポイントをまとめました。

1.G-MISのログイン確認(ID・パスワード)

「G-MISのID、どこにやったっけ?」 なんてことはございませんか?

報告期間に入ってから「ログインできない!」と焦らないようにしておきたいです。

  • 担当者は誰になっているか?
  • IDとパスワードは手元にあるか?
  • 実際にログインできるか?

今のうちに一度ログインテストをしておくだけで、年明けのストレスが激減します。

 

2. 「4月からの実績」の集計準備

今回の報告では、制度が施行された「2025年4月以降の実績」が必要になる項目があります。

  • 継続的に診療している患者数は?

  • 在宅医療の提供回数は?

  • (2号機能を報告する場合)休日・夜間の対応件数は?

これらを1月になってから数えるのは大変です。 12月中に、電子カルテの検索機能やレセプトデータを使って、4月~11月分の数字だけでも仮集計しておくと、本番の入力が非常にスムーズになります。

 3. 連携先との「最終の意思確認」

「第2号機能」を、近隣の医療機関との連携で届け出る予定の先生方は、ここが重要です。

  • 「夜間対応は〇〇病院にお願いする」

  • 「在宅医療は医師会のバックアップを受ける」

こうした連携について、口約束ではなく、報告時に「連携先医療機関名」として入力できる状態(合意形成)になっていますか? もし曖昧な部分があれば、年末の挨拶回りを兼ねて、連携先の先生と「来月の報告、御院の名前を出させていただきますね」と一言確認しておくと安心です。

まとめ:年明けのスタートダッシュのために

報告の受付期間は1月から3月頃まで設けられる予定ですが、年度末(3月)はさらに忙しくなります。今のうちに「下書き」レベルまで準備を整えておきましょう。

今月から寒さが本格化してまいります。どうぞ皆様、体調には気をつけて師走を乗り切りましょう!

 

Posted by 内山映美

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